60代を過ぎると、なぜ体に不調が出やすくなるのか?
- Ken Ogasawara

- 7月17日
- 読了時間: 3分

〜“なんとなくの不調”に気づける人が、人生を楽しめる〜
「最近、疲れやすくなった」「立ち上がるときに膝がつらい」「歩いているとふらつくことがある」「夜ぐっすり眠れない」
60代を過ぎると、こんな“ちょっとした不調”が増えてくるという方がとても多くなります。でも実は、それは“歳のせい”ではなく、身体からの大切なサインかもしれません。
年齢を重ねると、体にはどんな変化が起きる?
60代からの体には、以下のような変化が起こりやすくなります。
筋肉量や筋力の低下(特に下半身)
関節の柔軟性の低下(動かしにくい、痛みが出る)
姿勢の崩れ(猫背や骨盤の傾き)
血流や代謝の低下(疲れやすい、冷え、むくみ)
バランス感覚の低下(転びやすくなる)
脳の活性が落ちる(記憶力や集中力の低下)
こうした小さな変化が、やがて「歩くのがつらい」「外出を避けるようになった」「気持ちも沈みがち」という状態へとつながっていくのです。
「なんとなく調子が悪い」を放っておくと…
シニア世代の健康で最も大切なのは、「予防」と「継続」です。ちょっとした不調を見過ごしていると、いつの間にかそれが日常になり、次のような悪循環に陥りやすくなります。
体の不調で動くのが億劫になる
外出や運動を控えるようになる
筋力が落ち、姿勢や歩行が不安定に
転倒や慢性痛、生活習慣病のリスクが上がる
自信をなくし、気分まで落ち込みやすくなる
特に、転倒・骨折・寝たきりのきっかけになりやすいのが「足腰の衰え」や「バランスの低下」です。
不調は「鍛えるチャンス」でもある
逆に言えば、「少し調子が悪いな」と感じた今こそ、体を整えるチャンスでもあります。
実際に、「少し体を動かすようにしたら、調子が良くなってきた」「歩くのがラクになってきた」といった声はとても多く寄せられています。
シニア専門トレーニングスタジオ「寿々」では、60代以降の体の変化を理解した上で、無理なく、でもしっかり効く運動プログラムをご用意しています。
姿勢を整え、呼吸とバランスを改善するストレッチ
太もも・お尻・お腹を中心に鍛える下半身トレーニング
転倒予防に役立つ体幹とバランスの強化
脳も刺激する「ながらトレーニング」
「きつい運動」ではなく、「心地よく体を動かす」ことが目的です。
ご家族と一緒に、不調と向き合う
60代を過ぎると、自分の体と上手に付き合っていくことが何より大切になってきます。でも、自分だけでは気づけない不調もあるものです。
だからこそ、ご家族の声かけや見守りもとても大きな力になります。「最近、歩くのが不安そう」「あまり外に出たがらない」そんな変化に気づいたら、まずは気軽に体のことを話し合ってみてください。
寿々では、ご家族からのご相談も大歓迎です。
最後に|不調に気づくことは、未来を整える第一歩
「もう年だから」とあきらめるのではなく、「今ならまだ変えられるかもしれない」と考えてみてください。
60代は、まだまだ人生の“これから”が続いていく大切な時期。今、体と向き合うことで、70代・80代の過ごし方は大きく変わります。
少しでも「気になるな」と思ったら、いつでも寿々にご相談ください。無理なく、自分らしく、元気な毎日を取り戻すお手伝いをいたします。




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